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霧島修験道を巡る

南九州にある霧島連山は古来より神道と仏教、そして神仏習合の修験道の修行地でした。

霧島連山は天台宗の僧侶性空上人が修行地とあいて開山し、霧島六大権現といわる霧島高千穂峰をはじめ霧島連山を囲む各麓では各神社とその別当寺、そして修験講が各地に存在して霧島連山を信仰の対象として山岳修行が行われていたそうです。

私は今日その一つである霧島東神社へ高千穂峰登拝修行の下見で伺いし宮司様から貴重なお話しをお伺いすることができました。

霧島東神社の別当寺であった錫杖院は当初は天台宗のお寺だったそうですが霧島大噴火により消失し、その後島津家の命により真言宗僧侶が復興させたそうです。現存しませんが明治の廃仏毀釈で廃寺となったようで歴代持職の墓地がお祀りされていました。

霧島高千穂峰を登拝させて頂いている真言行者としてはこの修験道修行地を復興させご縁のある皆様と共に修行ができればと願うところです。

 

 

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