44日間の四国巡礼を無事に終えることができました。9月12日にはじめた遍路修行、どうなるやら??と思いただひたすら前に進むだけという感じで必死でした。発心の道場である徳島では不安との闘いでした。修行の道場である高知はとにかくツラくきびしかったことが残りっています。特に室戸岬、足摺岬への1ヶ寺まで80キロ90キロという道のりは耐えること、諦めないことが身にこびりついた感じです(^^)
そして、菩提の道場である愛媛は遍路そのものの意義を考えされました。最後の涅槃の道場である香川は今終えたばかりですが最後の試練であまくゆるみがちな弱い自分自身の戒めとなったように思えます。結願はしましたが決して終わりではない!このお遍路をやり遂げてどう自分がどう変われるか、そしてそれを里の修行である日々に活かすかだと思います。
明日は高野山へお礼参り致します。
1200年前にお大師さまが歩かれたこの四国の道を私も歩かせて頂いたことは奇跡だと思います。
それを誇りにさらなる修行を忘れずに過ごすことだと思います。