私の先祖は霧島神宮近くの田口というところが
出身ということもあってか子どもの頃から霧島神宮のあたりを好みます。霧島神宮には瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が祀られる神社で日本書紀には霧島神宮の本殿でもある高千穂の峰に舞い降りて日本列島ができたといういわれもあります。
最近この霧島神宮の社が国宝となったとのこと。とても喜ばしいことです。
先日、ご縁あって普段車でしか通らないこの辺りを歩いて回っておりましたが華やかな国宝にもなった本殿へは観光名所となり人で賑わう。一方、色が異なる明治時代に建てられたままの灯籠、神表などの周辺はあまり人もたちどまるどころもなく寂しく感じる様子でした。
歩いて、見て、知ってわかる、そこが国宝となるまでの礎は、見向きもしなくなったこれらのなのだと。。。
宗教者としてもこのようなことを大切にできる、気づける人を目指したいと思うこの頃でした。
