大峰山回峰行を行いました。
毎年6月に奈良県天川村洞川から大峰山山上ケ岳への登拝をさせて頂いています。ただ今年は奈良県吉野からの片道24キロを単独であがりました。午前3時のまだ夜が明けない暗闇の中、霊山に入っていくことも修行です(^^)
長距離長時間の回峰行とはわかりつつも難所が何度も続くと焦りや不安も伴います。
山歩きは人生そのものだなと改めて気づきます。目的がありそこに早くたどり着きたい、しかし急げば体力の消耗も激しく休まなければならなくなり余計に遅れ、過度の疲労で士気が下がるでしょう。
しかし、焦らず一歩一歩を丁寧に歩くことでそれらが緩和され心も安定し肉体的にも疲労や損傷が和らぎます。希望を持って一歩一歩進もうという元気で前向きな気持ちになります。
それと人生はおなじなのかな、と足を進めながら自分を振り返ったりこれからの自分のあり方を確かめたり、とにかくひたすら自分と向き合う時間となります。
様々な難所を経て出発から10時間後の13時に大峰山山上ケ岳に到着、そして下山完了が16時半、13時間半の回峰行を無事、有意義に成満することができました。
「山の行より里の行」という言葉があります。それは山はひたすら自分と向き合う修行、そして大切なことはそれで培ったことを世の中で活かすことという意味です。
大切なことは反省したことを明日からの生活に活かすということだと思います。
私の人生は間違いなく一生修行(^^)それはとても有り難く希望が持てることだと思います。
成長できる希望ということです！(^^)
合掌
